おすすめのアクション映画『ベイビー・ドライバー』のご紹介です。(ネタバレなし)
まさにカーチェイス版『ラ・ラ・ランド』
魅力溢れる曲で彩られた、批評家絶賛のクライム・ムービー。
作品情報 | |
監督・脚本 エドガー・ライト 公開 2017年 上映時間 113分 |
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主なキャスト | |
アンセル・エルゴート | 天才的なドライビングテクを持つ青年ベイビー |
リリー・ジェームズ | ベイビー行きつけのダイナーでウエイトレスとして働くデボラ |
ケヴィン・スペイシー | ベイビーを強引に働かせる裏社会の大物ドク |
ジョン・ハム | ドクに雇われた銀行強盗チームの一員バディ |
エイザ・ゴンザレス | バディの恋人で相棒でもあるダーリン |
ジェイミー・フォックス | 銀行強盗チームの一員で危険な男バッツ |
ジョン・バーンサル | 銀行強盗チームの一員グリフ |
『ベイビー・ドライバー』の曲と感想
【あらすじ】
事故による後遺症の耳鳴りを誤魔化すためにいつも音楽を聴いている青年ベイビー。
一見普通の青年だが彼の正体は驚異のドライビングテクを持つ凄腕の逃がし屋。
強盗チームの一員として行動している彼だが、どうやらワケありの様子。
そんなある日、 彼は行きつけのダイナーでウェイトレスのデボラと恋に落ちるのだが・・・
こちらが予告動画です。
センス◎の傑作映画
おすすめのアクション映画『ベイビー・ドライバー』を一言で言うと「爽快!痛快!軽快!」でした。
こんなにテンポよく楽しめたのは久しぶりです! 音楽と映像が見事にシンクロして、極上センスの詰まった映画です。
とにかく、センス良しなテンポある曲が流れていて、秀逸なドライブテクニックを見せつけられ、途中、眉間にシワを寄せることも無くスムーズに鑑賞できる映画だと思います。
現場では、実際に曲を流しながら撮影し、演者さんらはリズムに合わせて演技を行なったそうです。
それに、本編では耳を澄まさないと聞こえないほどですが、バックグラウンドでリンギング(耳鳴りのような音)が流れているんです。
曲の一覧とノリノリなOP映像
本編で流れた曲がこちら。(一部)
曲名 | アーティスト |
Bellbottoms | Jon Spencer Blues Explosion |
Harlem Shuffle | Bob & Earl |
Egyptian Reggae | Jonathan Richman & the Modern Lovers |
Smokey Joe’s La La | Googie Rene |
Let’s Go Away for Awhile | Beach Boys |
B-A-B-Y | Carla Thomas |
Kashmere | Kashmere Stage Band |
Unsquare Dance | Dave Brubeck Quartet |
Neat Neat Neat | Damned |
Easy | Commodores |
Debora | T. Rex |
Debra | Beck |
Bongolia | Incredible Bongo Band |
Baby Let Me Take You | Detroit Emeralds |
Early in the Morning | Alexis Korner Blues Incorporated |
The Edge | David McCallum |
Nowhere to Run | Martha & the Vandellas |
Tequila | Button Down Brass |
When Something Is Wrong With My Baby | Sam & Dave |
Every Little Bit Hurts | Brenda Holloway |
Intermission | Blur |
Hocus Pocus | Focus |
Radar Love | Golden Earring |
Never, Never Gonna Give Ya Up | Barry White |
Brighton Rock | Queen |
Easy | Sky Ferreira |
Baby Driver | Simon & Garfunkel |
Was He Slow? | Kid Koala |
Know How | Young MC |
Jon Spencer Blues Explosionの『Bellbottoms』が使用されたOP映像がこちら。
惹き込まれるストーリーと設定
これだけ沢山の曲に彩られた本作ですからカーチェイス版の『ラ・ラ・ランド』と呼ばれるのも納得です。
車と言えば、皆さんご存知の大作『ワイルドスピード』も車が主役なところがありますが、本作はまったく違った切り口で、視覚と聴覚をフル稼働で楽しめます。
「主人公に何か特化した特徴がある」 こんな映画が大好きで、まさに本作もこちらに値する内容でした!
ポスターや表紙を見ただけでもいつも通り、もうこれだけで興味深々!あれこれ考えず観てしまぇーとなりました笑
キャスト陣の役作りと魅力
主役のアンセル・エルゴートも、個人的にはピッタっとハマり役で、多少のクセや彼だけの特徴も、これまた魅力的に映ります。
お顔もどこか幼げで、名前がベイビーなのも個人的には納得。
がしかし、いざお仕事!となるとそのベビーフェイスが一変します。 黒のグラサンをかける意味も、本編をご覧になって「なるほど〜」となってください。
脇を固めるキャスト達も絶妙!
特にアカデミー賞受賞俳優のケビン・スペイシーが好みの俳優さんでして笑
『ユージュアルサスペクツ』や『交渉人』でも違った顔を演じきっていて、印象深い役どころを見事にヤリ切ってます!個性派俳優さんですね。
怒ると最恐、切れ者強盗のジョン・ハムは、最初から出演が決定しており、監督はそのままの彼をイメージしたんだとか。
「悪と切れ者」を融合…観る側にはココはピタリこないと違和感ありなんですが、この人まさにピタリでした!
ちなみに、ジョン・ハムと主役のアンセルは約1カ月もの間、運転技術の特訓を受けたのだとか。 私生活でもあのハンドル捌きが活かせそうですね笑
こちらがその練習風景です(ネタバレなし)
続編の公開とエドガー・ライト監督
監督は『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』などで知られるエドガー・ライト。
彼の映画は低予算ながら、どれもある程度のヒットを果たしており批評家からも評価が高いと言われています。
それと本作は続編も予定されているそうですよ。
これほど注目度・評価の高い作品なんだから続編を希望する人がわんさかいるのも当然です! がしかし、現時点では脚本までしか仕上がってないんだそう…
監督、キャストの調整がきかず、棚に上がりっぱなんですって
個人的には、人気作品の2番目は、正直なところチョイ不安なんでよね…
監督、キャストが変わったり、内容が薄くなったりと、手放して喜べないんですよね。(ダイハードは特別です!3までちゃんと裏切りなしで楽しめました!)
続編希望はもちろんですが、出演のベイビーの表情と運転技術が劣化しない間に撮りあげて欲しいです! では、こんな人におすすめコーナーです。
- 見事な運転技術モノが好きだ
- 男は黙って◯◯する!的な寡黙内容が好き
- 「映像」と「曲」が見事に調和している映画を観たい
- 2度観たくなる作品が観たい
- 心地よい爽快感を得たい
『ベイビー・ドライバー』の評価
ベイビードライバー良すぎて2回目見終わったけどもう一回見たくなってる…何という中毒…続編は絶対劇場で見ます
— 菜 (@LittleForest27) August 16, 2019
ベイビードライバー、曲に合わせて作ったみたいな情報だけ聞いて見に行ったら普通に面白かったので面白かった(語彙
— 👓 (@xenop) September 9, 2017
あっしは今から寝ますー。この堕落した生活、ヤバいわ。のどちんこも堕落しないよう気をつけます!
映画「ベイビードライバー」が好きすぎて2回観に行って、影響受けて昔のiPodで曲聴いてたらなついのでてきてそれだけで幸せ。昔のメロディは本当にに美しい。アンセルの犬歯の美しさったらない🐶 pic.twitter.com/3IdaOPbnbY— aiko official (@aiko_dochibi) September 18, 2017
ぜひ、あなたも『ベイビー・ドライバー』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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