おすすめのサスペンス映画『ジョーカー』のご紹介です。(ネタバレなし)
「心優しい男はなぜ、悪のカリスマになったのか」
バットマンを見たことある人も、見てない人も絶賛!ホアキン・フェニックスの名演が光る大ヒット作。
作品情報 | |
監督 トッド・フィリップス 脚本 トッド・フィリップス スコット・シルヴァー 公開 2019年 上映時間 122分 |
|
主なキャスト | |
ホアキン・フェニックス | コメディアンになりたい男アーサー |
ロバート・デ・ニーロ | アーサーが憧れる人気コメディアン |
ザジー・ビーツ | アーサーが恋心を抱く隣人のシングルマザー |
『ジョーカー』は『バットマン』を観てない人でも大丈夫!
【あらすじ】
母親思いの心優しいアーサー。
彼は、持病のある母親の介護をしながら、いつかコメディアンとして成功することを夢見ていた。
生活は決して豊かではなく、狭いアパート暮らし
派遣のピエロとして日銭を稼ぐ毎日
そんなアーサーに待ち受けていたのは追い打ちをかけるような酷い苦難だった。
同僚からの嫌がらせ 見ず知らずの若者からの暴行
しかし、あるコトをキッカケに彼の心は解放されていくのだった…
こちらが予告動画です。
バットマンを見てないけど大丈夫な理由
そもそもジョーカーは、アメリカDCコミックスの人気作品『バットマン』に登場します。 そして周知の通り彼は、ヒーロー・バットマンの最大の宿敵なんです!
この投稿をInstagramで見る
となると、バットマンとの関係も知りたくなってくるところですが、本作を観るにあたっては、その必要もなさげなんです!
というのも、本作は時系列的には一番最初でして、ジョーカーが、まだバットマンになる前の子どもだった頃のブルース・ウェインと彼の父親トーマス・ウェインと出会う一番最初のストーリーが描かれているんです!
全くの赤の他人というわけでなく、ちゃんと繋がりがあるのでそこも注目。 なので、『バットマン』を見てないけど…なんて心配はご無用。
ちなみに、アメコミ原作の映画なら『ヴェノム』も面白いのでぜひご覧ください!
『ジョーカー』はどんな映画?
一言で言いますと、 【不合理・不条理】 この二つの言葉がとても強く印象づいた作品でした。
さっきまですごく幸せだったのに、ここからまさかの急展開! 一気にドーンと突き落とされたり… まさに、ジェットコースターに乗ったときのあの感じに似てるんです。
この投稿をInstagramで見る
そして、バットマンとジョーカーって…そんな関係だったの? なんてとこにも、感慨深い!
社会の底辺で生きる、ホアキン・フェニックス演じるアーサーがジョーカーになっていく経緯を、独自の解釈で描かれた本作。
少し不器用な生き方の男が、徐々に悪の色に染まって堕ちていく様をシリアスタッチで描いた、見応えを感じる作品です。
映画界でも本作の評価は高く、数々の賞を受賞しています!
第一92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート 年齢制限のある映画の中で本作は、史上初の興行収入“10億ドル”を突破しました!
病的な役作りで約25キロの減量
本作主演のホアキン・フェニックスは、作中で痩せこけたイメージでしたが、なんと!それもそのはず、過激ともいえる減量に挑んでいたんです。
挑んだ期間はたった3ヶ月。 世間がざわついた過激なダイエットとは、一日一個のリンゴだけというもの。
これでガッツリ減量に成功した!とマスコミが発表しますが、のちに本人は全否定。
リンゴの他にレタスや蒸しインゲンもプラスして、しっかり医師とも相談しながら、結果25キロもの減量に成功したんだとか。
そりゃリンゴ一個では、あんなしなやかなダンスや、走るシーンもムリですやん汗 ちなみに、ホアキンのプライベートはベジタリアンでヴィーガンなんだそう!
そして、ホアキン演じるジョーカーですが、感情に関係なく笑ったり泣いたりしてしまう、情動調節障害(Pseudobulbar Affect:PBA)を患っています。
彼は、実際に情動調節障害の人たちのビデオを観て、自分の意思ではどうしようもできない、制御不能な笑いをいかに本物に近づけるか、何度も練習したんだそう。
そのかいもあってか、ホアキン・フェニックスは、その年のアカデミー主演男優賞をはじめ、ゴールデングローブ主演男優賞など、名だたる賞で主演男優賞を独占しています!
この投稿をInstagramで見る
それもこれも、ホアキンの地道な努力の結果なんだなぁと実感。
笑っているのにどこか悲しげで、彼の感情と裏腹な笑いに、観ているこちらも複雑な感情になってきて、エグられるように荒々しく気持ちをかき立てられます!
この辺も個人的には、久々のかなり見応えアリ作品でした。
- 感情の起伏が激しくなる作品が好み
- 独特な世界観の作品が観たい人
- 人がどうして悪に染まってしまうか興味ある人
『ジョーカー』の評価
「ジョーカー」
演出も音楽もストーリーも全てが好みだった。
あまりにも暗くて、終始滲み出ている狂気の濃さに『素晴らしい映画だった!』とは手放しで言いふらせない作品でした。最高◎
書きたいことが多すぎるけど、ネタバレになりそうなので締め。— TEAM iXA/ストーム久保 (@stormKUBO) October 5, 2019
今日映画のジョーカー見てきたけど好みじゃなかったな・・・
ただ好きな人はめっちゃ好きだろうことはわかるwカーチェイスしてるか銃撃ってるかガンフーしてるのがわかりやすいし好きなようだ( ゚Д゚)
— おらるか @秘密基地遊楽 (@otiruka) November 1, 2019
バットマンシリーズ観た事がないから『ジョーカー』観るの躊躇してる。って人をたまに見かけるけど、シリーズ関係ないし、知らない方が社会派の人間ドラマとして純粋に楽しめると思うから、そのまま観に行くのだ。
好みの映画かどうかは知らんけど😂— しげっち 🐻🍞🍊 (@shige_1028) October 17, 2019
ぜひ、あなたも『ジョーカー』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。