『ヴェノム』映画(ネタバレなし)-大人気の悪役が主役!気軽に観れる傑作アクション。

ヴェノム

おすすめのアクション映画『ヴェノム』のご紹介です。(ネタバレなし)

怖いけど、かわいいダークヒーロー誕生!

『スパイダーマン』の大人気ヴィラン(悪役)が主役のシンプルに楽しめる傑作!

作品情報
ヴェノム監督
ルーベン・フライシャー
脚本
スコット・ローゼンバーグ
ジェフ・ピンクナー
ケリー・マーセル
ウィル・ビール
公開 2018年
上映時間 112分
主なキャスト
トム・ハーディ正義感が強い敏腕記者エディ・ブロック
ミシェル・ウィリアムズエディの婚約者アニー
リズ・アーメッド怪しげな財団のトップに君臨する男リズ・アーメッド

『ヴェノム』のあらすじと見どころ

【あらすじ】

敏腕記者として活躍するエディ・ブロック。
そんな彼が密かに怪しいと思っているのが、大企業のライフ財団でした。
そして、ある日。 彼はついにライフ財団のトップに、怪しげな人体実験をしているんじゃないかと直接インタビューするのでした。
しかし、その質問に怒ったライフ財団のトップは、圧力をかけて彼の記者生命を奪ってしまいました。
仕事を失い、一気に転落人生を歩むことになったエディ。
でも、これで物語は終わりではありません。
彼は、あることがキッカケで再びライフ財団に近づき、そこで思いもよらぬ体験をするのでした。

こちらが予告動画。

意外とかわいいヴェノム

スパイダーマンの宿敵でもあり、すでに誕生から30年が過ぎるヴィランのヴェノム。

本作のポスターなどではヴェノムのことを最も残虐な悪として宣伝していますが、 実際はそんなこともなく、どこかあどけなさや、愛くるしさが感じれて、終盤には「ぶっちゃけコワカワキャラじゃね?」なんて思いながら観ちゃいました!笑

確かに、グロめのマスクに、やたら多めの鋭く尖る歯に「おぉーー!」とはなりますが、 見慣れてくるとビジュアルさえスタイリッシュに見えてきます!

また本作では、さすがマーベルと言いたくなるような、見事なCG映像で、少々長めのカーチェイスシーンなんかも圧巻です。(闘いシーンより興奮できたかも笑)

【補足】
ヴェノム(venom)は和訳すると「毒、悪意、恨み」という意味。 ちなみに原作コミックにおけるヴェノムの種族は人の悪意を増幅させる性質も持っています。

スパイダーマンとの関係

ヴェノムとスパイダーマン

スパイダーマンの原作コミックで登場し、30年以上にわたり愛され続けてきた人気キャラのヴェノム。 彼の個性的な特徴は、見た目と相反してどこかコミカルで憎めない性格。

コミックの中でも、愛着が湧くような演出も多々あり、根強いファンがついています!

本作でも、単純明解で、ひねくれたところも小賢しさもなく、少年の気持ちを持っている的な印象まで受けました笑

しかし、2007年に公開された映画『スパイダーマン3』に映画初登場した時には、まったくコミカル感もなく、ただただ凶悪なヴィランを演じることに。

しかも外見も原作とは違い全然マッチョじゃないです。 そんなヴェノムにファンたちからは、落胆の声が殺到します。

コミカルと凶悪の、ほどよいバランスが絶妙に保たれているヴェノムにみんな期待しているのかもですね。

その点、本作では、その絶妙なバランスがずっと保たれていて 「原作に近いヴェノムを観ることが出来た!」 と根強いファンも納得しているんだとか。

こんな風に様々なファンアートも作られていたりします。

 
 
 
 
 
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そして、こんなにもスパイダーマンを連呼してますが… 本作とはまったく関係ございません笑

なので、スパイダーマンを知らない人でも、まったく気兼ねなく観てもらえます! スパイダーマン? 出てこないんですから笑

シンプルかつストイックな監督と俳優

本作のメガホンを握るのは『ゾンビランド』で有名になったルーベン・フライシャー。

こんなに単純明解で、伏線なんてありゃしない、子どもも大人も頭を空にして観れる作品は、『ゾンビランド』の名残りからでしょうか。笑

続きまして、主演のトム・ハーディー。

 
 
 
 
 
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ヴェノムに寄生されてしまった主人公エディを演じた彼は、役柄上とにかく体力勝負と知り、すぐさま総合格闘技のトレーニングを開始します。

彼は演じる役にのめり込むストイックな役者さんと評判ですし、今回もミッチリ役作りに励んでいます!

どこからCGで、どこから体当たりなのかはわかりませんが、撮影終了後は、アザだらけに違いないと思われます…。

吹替版の声優さんにも注目!

そして、当方が真っ先に喰いついた声優さん情報を少しだけ。

主役のトム・ハーディー扮するエディの声を担当するのは 「声優界の低音を支えるセクシーヴォイス」 と名高い諏訪部順一(すわべ)さんです!

彼は、そろそろ50に手が届く、そこそこオヤジの声優さんですが、本作では、エディを演じる際、高めトーンで挑んだんだとか。

エディ自身が持つ雰囲気と、どこか単純な性格から少し高めがピッタリだと感じたそう。 そして、ヴェノムの声は中村獅童さんが担当。

残念ながら…エフェクト加工されているので、中村獅童さんとはまったくわかりませんでした泣 ですがどちらも、キャラにピッタリで、吹替版でも違和感なく観れるのでおすすめです!

『ヴェノム』の続編

そして一番気になったのは、続編のこと…。 ネタバレになるので、詳しくは避けますが、あんな終わり方じゃ「次次ぃーー!」ってなるやん… 的な終わり方。汗

なので、続編に期待した方も多いのでは? で、続編情報をお知らせします!笑

『Venom:Let There Be Carnage(ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ)』(原題)が2021年6月25日に全米公開が決まりました!

続編監督は、ベテラン俳優としても活躍しているアンディ・サーキス。 2017年からは、監督としても活躍中です。

そして続編の悪役は、カーネイジ(ウディ・ハレルソン)に決定!

カーネイジも『スパイダーマン』に登場するヴィランで、コミックでは、 スパイダーマン&ヴェノム VS カーネイジ というバトルを繰り広げているほどの強キャラです。

ヴェノムと同じで、シンビオートという地球外生命体。 そして、殺人鬼を宿主にした凶悪なヴィランです! また、カーネイジのパートナーとされるシュリーク(ナオミ・ハリス)も登場します。

そんな感じで、マーベルファンにはたまらん続編になっています!

こちらが予告動画

こんな人に特におすすめ

  • マーベルが好き
  • 伏線など気にせず気楽に楽しみたい
  • ヴィラン作品が好き

『ヴェノム』の評価

ぜひ、あなたも『ヴェノム』を楽しまれてくださいね。 ちなみに、同じくアメコミ原作の『ジョーカー』もおすすめなのでぜひご覧ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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