おすすめのアクション映画『ロング・キス・グッドナイト』のご紹介です。(ネタバレなし)
「生きることは痛みに耐えることよ」
記憶をなくした主婦の正体は凄腕のCIA工作員だった！ド派手な演出が光るノンストップアクションムービー。
| 作品情報 | |
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監督 レニー・ハーリン 脚本 シェーン・ブラック 公開 1997年(日本) 上映時間 121分 |
| 主なキャスト | |
| ジーナ・デイヴィス | 記憶喪失のCIA工作員サマンサ |
| イヴォンヌ・ジーマ | サマンサの娘ケイトリン |
| トム・アマンデス | 記憶喪失後のサマンサを支えて結婚した男性ハル |
| サミュエル・L・ジャクソン | 私立探偵のミッチ |
| クレイグ・ビアーコ | テロ組織の悪者ティモシー |
『ロング・キス・グッドナイト』のあらすじと感想
【あらすじ】
ある日、瀕死の女性が海岸で発見されました。
名前はサマンサ
彼女は自身の名前しか覚えておらず、あろうことか妊娠までしていたのです。
そして時は流れ、8年後。
サマンサは、ハルという心優しい男性と結婚し、成長した娘のケイトリンと3人で幸せに暮らしていました。
しかし、クリスマス前のある日。
サマンサの姿が、ひょんなことからテレビに映し出されてしまいます。
死んだハズの彼女が生きていた・・・
こうして、彼女の過去を知る者たちが動きだしてしまうのでした。
こちらが予告動画です。字幕なしの英語版ですが雰囲気は伝わると思います。
女性がカッコいい映画！
こんなに記憶に残る「最強でカッコイイ女」作品なんてあったでしょうか！！ (あるあるって聞こえてきそうですが…)
有名どころでは、『キル・ビル』『ニキータ』、またはアンジー主演の『ソルト』などなど…
最強無敵な女性主演作は数々あれど、本作ほど、ずーーっとカッコ良さが脳裏に張り付く作品ってないんですよね！
あくまで個人的にです汗
(余談ですが、Amazonでブルーレイ買っちゃいました…滅多に買いはしないのですが…今後も何度も観たくなるに違いない！と確信しましてん。知らんがなですが笑)
主演はIQ140で元オリンピック選手
本作、主演はジーナ・デイビス。 スレンダーで、身長があり、悪党たちに立ち向かうには充分ないでたち。
しかし、彼女がこんなにハマり役だったなんて正直ビックリでした。 鍛えられた二の腕で銃をかまえる姿は、勇敢な男性さながらで、圧巻です。
加えて、ママの時の顔と銃をぶっ放す時の顔はまるで別人。
声も所作もまるで別人。
それもそのはず、 彼女は戦闘用武器の取り扱いや射撃、格闘のトレーニングを撮影の8か月前からスタートさせていたんです！
ですが、過去にオリンピックのアーチェリーチームで準決勝まで進んだことがある彼女なら、的を外すはずもなくヘッチャラだったかもしれません。
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さらに、彼女は驚異のIQ140なんだとか！しかもMENSAのメンバーなんだとか！
だとしたら、頭脳明晰なことから、役柄の絶妙な使い分けがいとも簡単に出来ちゃうのかしら？驚
結果、見事に最強賢母を演じ切ります。
名優サミュエル・L・ジャクソン
そして何より、見事に本作の助演を務める、サミュエル・L・ジャクソンも忘れてはなりません。
彼も個人的に大好きで、彼の作品はたくさん観てますが、本作も彼が加わることで、作品の雰囲気がガラッと変わるように思えるんです。もちろんイイ方に。
能天気でコミカルなキャラから、正義に満ちた正統派まで、ホント幅広い、彼オリジナルのカテゴリーがあって視聴者を飽きさせません。
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本作でも、ジーナの最高のバディ役を演じています。
『交渉人』でも、ケヴィン・スペイシーと、『ダイ・ハード3』では、ブルース・ウィリスとタッグをしていて、どちらも手放しで楽しめる作品です。
そんな彼ですが、本作へは愚痴もこぼしています笑
「マイナス9度の極寒の日に、実際の湖に飛び込まされて…これまでの人生の中でこんなに辛いと思った事はなかった」とか笑
400万ドルの脚本を落札した監督
それと驚いたのは、本作の脚本は”当時のハリウッド史上最高落札価格400万ドル”で競り落とされた、オークション出身の脚本だったということです。
ちなみにこの脚本を書いたシェーン・ブラックは『リーサル・ウェポン』や『ラスト・アクション・ヒーロー』などのヒット作も手掛けています。
こちらをなんの迷いもなく競り落としたのが、ジーナの夫でもあり、監督のレニー・ハーリンです。
映画界では、無茶ぶりが有名なレニー監督で、『ダイ・ハード2』や、『クリフハンガー』『ディープ・ブルー』といった当たりも出しますが、そこそこのハズレも多いみたいで…
ジーナともやがて離婚となります。
本編では確かに「ムリあるやろー」「時系列おかしいやろー」とかそこそこあります。
ですが！ そんなこんなも、爆薬の桁違いな量の多さや、痛快すぎるアクションシーンや、張られた伏線などで、すべて帳消しにできちゃいます。
物語を彩る収録曲
本作ではサミュエル扮するミッチが口ずさむ歌も印象的です。
1976年に大ヒットした曲でミッチが車の中で歌った曲が England Dan & John Ford Coleyの『i’d really love to see you tonight』。
動画はCarol Kayによるカバーです。
男の未練を歌った歌詞が、奥さんに邪険にされるミッチの心情とあっています。
他にも、Muddy Watersの『Mannish Boy』 (ミッチが行動する時に口ずさむ曲)
そしてエンディングにかかるNeneh Cherryのヒット曲『Woman』
- 最強女性作品が観たい
- 心臓破りな作品が観たい
- バディ作品が好き
- 複雑なストーリーはイヤだ
『ロング・キス・グッドナイト』の評価
今ちょっと思い出したんだが、『ロング・キス・グッドナイト』って映画がめちゃくちゃ面白かったは
— れ (@levin776) November 28, 2014
ロング・キス・グッドナイト最高だよな。なんか勢いで敵を倒しまくるカーチャン！ひたすら巻き込まれるサミュL！爆破！爆破！大爆破！！シェーン・ブラックのキチガイ脚本に、人の命をゴミ以下くらいにしか考えてないレニー・ハーリンの凶悪すぎるコンビだぜ。
— 鉄面あなざ (@Gadjetmovie) April 17, 2014
久々に観た「ロング・キス・グッドナイト」。まさに90年代アクションという逸品。
女性が主役のアクション映画は今では珍しくないが、この頃はちょっと時代の先を生きすぎたんだな。
とりあえずサミュエル・L・ジャクソンが酷い目にあう映画は大抵面白い。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/NwWm0R3Ckr
— セガダイスキー@gti_tcr (@GtiTcr) December 15, 2020
ぜひ、あなたも『ロング・キス・グッドナイト』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
