おすすめのヒューマンドラマ映画『ビューティフル・マインド』のご紹介です。(ネタバレなし)
実在する天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた実話に基づく物語。
信じられるのは愛する妻だけ?孤独な天才の栄光の裏側とは。。。 アカデミー賞、ゴールデングローブ賞それぞれ4部門を受賞し全世界に感動をもたらした珠玉の名作。
作品情報 | |
監督 ロン・ハワード 脚本 アキヴァ・ゴールズマン 原作 シルヴィア・ネイサー 公開 2002年(日本) 上映時間 135分 |
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主なキャスト | |
ラッセル・クロウ | 天才数学者ジョン・ナッシュ |
ジェニファー・コネリー | ジョン・ナッシュの妻 |
エド・ハリス | アメリカ国防総省の重役 |
ポール・ベタニー | ジョン・ナッシュのルームメイト |
『ビューティフル・マインド』は実話がベース
おすすめのヒューマンドラマ映画『ビューティフル・マインド』は実話に基づく作品です。
まずはあらすじをどうぞ。
【あらすじ】
物語は天才数学者ジョン・ナッシュの大学時代から始まる。
頭は良いが人付き合いの苦手な青年ジョン・ナッシュ
彼には数学こそが人生の全てだった
数々の苦悩を経てようやく名声を得るジョン・ナッシュ
そんな彼に待ち受けていたのは、暗号解読によるスパイ活動
全てが信じられなくなった彼と、その妻が下した決断とは。。。
波乱に満ちた人生を歩んだ天才が、ノーベル賞の栄光に輝くまでの感動の物語。
予告動画です。
字幕なしですが雰囲気は伝わると思います。
モデルとなったジョン・ナッシュ
本作は実話をもとにした物語ですが、そのモデルとなったジョン・ナッシュについてサラッとご説明します。
ジョン・ナッシュについて
- 電気技術者の父と英語及びラテン語教師の母との間に生まれる。
- 幼い頃から独りを好み12歳の頃には自室で科学実験を始め、高校から数学に興味をもつ。
- 数学者でありながら水泳が趣味で体格が良かった。
- ノーベル賞以外にも後の2015年には数学者にとって最高の栄誉アーベル賞も受賞している。(ともに賞金約1億円)
【時代背景】
物語の舞台である1950年代~1994年のアメリカは当時ソ連と冷戦真っ只中です。
ジョン・ナッシュが国防総省に呼ばれた1954年は一時的に冷戦による緊張が緩和された年でもありましたが、まだ油断は許されていません。
その後1962年にはアメリカとソ連の全面核戦争寸前にまで達したキューバ危機もあり、このような両国の緊張は冷戦終結の1989年まで続きます。
すべてが実話ではない
このようなジョン・ナッシュの半生について描かれた本作ですが、ジャーナリストのシルヴィア・ネイサーが書いた同名の伝記が原作です。
こちらの原作のほうがより深くジョン・ナッシュについて書かれています。 なので、この映画は完全に実話というわけではありません。
たとえば、映画だけのオリジナルキャラの存在など ネタバレになってしまうので、詳しくは言えませんが実際のジョン・ナッシュは映画で描かれているよりも、もっと複雑な人物でした。
ですが、ありのままをすべて詰め込むとなると、2時間でおさまりそうもないですから、少しの脚色は仕方ありません。
それに、その脚色のおかけで、すごく上手にまとめられていて、エンターテインメント性もバッチリで最後まで飽きずに観れる名作へと仕上がっています。
物語は途中からまさかの展開に話が進み、そのままドンドン引き込まれて鑑賞後には温かい気持ちになれるので、ぜひご覧くださいね。
ちなみに、実話ベースのヒューマンドラマ映画なら『フォードvsフェラーリ』もおすすめです。
名俳優たちの競演
さすが名俳優が揃っているだけあって演技も凄く、アクション物で男らしい役が多いラッセル・クロウが本作では子犬のような目で見事に人付き合いの苦手な天才を演じています。
彼は役作りとして、ジョン・ナッシュのことを監督と共に徹底的に調べ上げたんだとか。
この作品で彼はゴールデングローブ賞で主演男優賞を獲得。
妻役のジェニファー・コネリーもアカデミー賞、ゴールデングローブ賞ともに助演女優賞を獲得するなど、名優たちの演技も必見です!
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また、特殊メイクによる老化の表現も凄いんです。
ジェニファー・コネリーはおばあちゃんになっても綺麗でした。
ちなみにジェニファー・コネリーは映画『ブラッド・ダイヤモンド』でも芯の強い女性を好演しているので、ぜひご覧ください!
それと、ジョン・ナッシュは変わり者でクラスメイトから度々からかわれたりするのですが、恨んだり卑屈になったりせず、なんだかんだ言ってみんな仲が良いという点も見どころです。
ある場面で言ったセリフが、後の他の場面で同じように使われたりしますから、そういう点もテンションを上げてくれます。
こんな人に特におすすめ
- ラッセル・クロウのいつもと違う意外な演技を観たい
- スッキリ感動する映画を観たい
- 伝記物が好き
- 名作と呼ばれる有名作品はチェックしておきたい
『ビューティフル・マインド』の評価
ビューティフルマインドっていう映画やっと観て号泣なう
— おいたん / coda (@heresy_c) 2019年2月2日
久しぶりに観るビューティフルマインド。やっぱり素敵な映画。
— あっちゅ (@atyumi0215) 2019年1月13日
嫁さんと映画ビューティフルマインド観てた。僕は2回目だったのだけど、結婚してから観てみると、ナッシュの才能とアリシアの苦闘に改めて感じ入るところがあった。映画以降の最期を想うとなんだか悲しいけれど、でも幸せな最期だったのかも、と少し思うところも。ナッシュ夫妻の偉大さを想う夜。
— こまっちゃん (@komacchan_t) 2019年1月14日
などなど 他にもネットで調べてみると多くの人が感動したと言っています。
ぜひ、あなたも『ビューティフル・マインド』を楽しまれてくださいね。 実話の物語にきっと感動すると思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。
人生は筋書きのないドラマ。お互いに個性を引き受けてくれるパートナーに出会いたいものです。登場人物になりきる主役の夫妻の演技の幅にも感心した感動作でした。