おすすめのホラー映画『ケース39』のご紹介です。(ネタバレなし)
この家族に関わってはいけない・・・
アカデミー賞女優レネー・ゼルウィガーと有名子役ジョデル・フェルランドの豪華タッグで贈る、隠れた傑作ホラー。
作品情報 | |
監督 クリスチャン・アルバート 脚本 レイ・ライト 公開 2010年(日本:劇場未公開) 上映時間 109分 |
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主なキャスト | |
レネー・ゼルウィガー | ソーシャルワーカーのエミリー 児童虐待への対応が専門 |
ブラッドリー・クーパー | エミリーの恋人ダグ |
イアン・マクシェーン | エミリーの友人 マイク・バーノン刑事 |
ジョデル・フェルランド | 10歳の少女リリー(リリス) |
カラム・キース・レニー | リリーの父親エドワード |
ケリー・オマリー | リリーの母親マーガレット |
『ケース39』のあらすじと感想
【あらすじ】
エミリーは、児童虐待への対応を専門に扱うソーシャルワーカー。
恋人にも恵まれ、正義感をもって日々仕事に励む彼女だが、ある日を境にその日常は徐々に崩れていってしまう。
原因は彼女が担当した39番目の案件。
10歳の少女への両親の虐待が疑われる案件だが、調べていくうちに何かがおかしい。
無愛想で妻を通してしか話さない父親
夫に服従する病的な雰囲気の母親 怯える少女
この一家が抱える深刻な問題とは・・・
こちらが予告動画です。 (ネタバレしていますのでご注意ください)
怖すぎる子役の女の子
おすすめのホラー映画『ケース39』の感想ですが
わずか10歳そこらの少女に、ここまでの恐怖を与えられるとは思いもしなかったです。(物語上は10歳、撮影時の実際の年齢は12歳)
リリーを演じた子役のジョデル・フェルランドの渾身の演技が観客のオトナの心を震撼させます。
子役が主役級の存在感を示す映画って、数々あれど、この子はホントひと味違います。 彼女とレネー・ゼルウィガーの当時のツーショット写真がこちら。
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カナダ女優の彼女は、わずか4歳で『コールドスクワッド』でドラマ初出演。
6歳になる年には、テレビ映画『メッセージ・オン・ザ・バルーン 風の便箋(MERMAID)』にて史上最年少でデイタイムエミー賞を受賞します。
その後も2002年には『キャリー』『インプラント』『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』、2006年の『サイレントヒル』などのホラー作品に子役として出演。
他にも『スーパーナチュラル』や『マスター・オブ・ホラー』といったホラードラマにも出演しホラー子役として大活躍しています。
本作でリリーを演じる前に、既にかなりのキャリアを積んで参加してるんですね。納得です! 繊細な雰囲気を醸し出す女の子なんですが、終始、不気味さが追ってきます。
子役って、どんなホラーやサスペンス作品に出ようが、ちょいちょい「やっぱ可愛いなぁー」とか思えるはずなんですが…
ぶっちゃけ、本作での彼女には皆無です汗 子役が主役のホラーなら『グッドナイト・マミー』も傑作なのでぜひご覧ください!
子役の現在はすっかり日本アニメ好きに
そんなジョデル・フェルランドの現在ですが、1994年10月9日生まれの彼女ももう20代後半ですっかり大人に。
現在はドラマを中心に活動しています。
ますます魅力的な女優さんになってるんでしょうね。 現在のお顔も、とてもキレイで、昔の面影も残っていますが、大人の女性へ変貌を遂げています。
ちなみに、彼女は『セーラームーン』のシャツを着ていますしアニメやジブリのコスプレが好きみたいですよ。
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漫画『デスノート』のこんなマニアックなシーンも再現してます笑
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綾辻行人さんの小説をアニメ化した『Another』のコスプレも。
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他にもこんなシュールなものまで笑
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実は『エスター』よりも先に公開される予定だった!
さて、話を『ケース39』に戻します。
本作は、2007年に完成した作品ですが、児童虐待に関するあるシーンがアメリカで問題視されて、2度も公開が見送られたとされてます。
ようやく公開となったのは、2010年でした。
ホラー映画では、知名度の高い2009年公開の『エスター』ですが、本作が何事もなく公開されていたなら、『エスター』より前に本作が世に出ていたとされます。
こんな裏話があったとは…! いろんな苦悩があったんですね。
笑顔を封印したレネー・ゼルウィガー
そろそろ、この辺で主演女優のレネー・ゼルウィガーをチョイ掘りします。 彼女といえば主演作、『ブリジットジョーンズの日記』シリーズが有名ですよね。
私ももちろん観ました! とてもハマり役で、ドジなところも引っくるめて、こんな女性ならモテるわなぁーと。
どこか、学ぼうとしている自分がいたのを思い出します笑
笑顔がキュートで、可愛いと思える顔立ちですが、残念ながら、『ケース39』ではその笑顔はほとんど見れません泣
ちなみに彼女、実はかなりの資産家なんだとか。 2007年のアメリカ経済誌『フォーブス』が発表した、エンターテインメント界に活躍する資産の多い女性トップ20。
そこで、彼女は総資産54億で20位にランクインします。
ぶっちゃけ、そんなに?ってのが本音なんですが、無知でした。汗 こんな彼女が本作では、恐怖のどん底に落とされます。
知的で、優しい女性を熱演。 途中、心がえぐられそうになったりもしますが、アメリカ映画独特の、ギャーーや、ドカーンみたいな音響での恐怖とまったく違うので、個人的にはホントのホラーサスペンスだなと思いました。
それと同じ監督の『タイムリミット 見知らぬ影』も面白いので気になった人はぜひご覧ください!
- 心理的ホラーが好きだ
- 演者の気持ちが入ってくる映画が観たい
- 次どうなる?と思いながら観る作品が好き
『ケース39』の評価
ケース39って映画、エスターぶりに面白いホラー映画だった
— 橘桃奈 (@momona__t) June 9, 2019
ケース39見た〜。リリーが綺麗な子だナ〜と思っていたらサイレントヒルの娘役の子でした。怖い怖い。
— ゾンビ@ちまスプ部員 (@marumarumartha) September 7, 2017
ケース39っていう映画見とけ〜
しゃに怖いけど、しゃに面白い爆笑
いや、面白いっていうか、
話がわかると怖いっていうね、
はいおやすみ— 城間 佑太 (@gusukuma_) March 23, 2016
ぜひ、あなたも『ケース39』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。