おすすめのホラー映画『ドント・ブリーズ』のご紹介です。(ネタバレなし)
「この家から生きて脱出したければ、息をするな・・・」
派生映画『ドント・○○』シリーズの火付け役でもあり原点の大ヒットホラー。
作品情報 | |
監督 フェデ・アルバレス 脚本 フェデ・アルバレス ロド・サヤゲス 製作 サム・ライミ ロバート・タパート 公開 2016年 上映時間 88分 | |
主なキャスト | |
ディラン・ミネット | 強盗に加担するが根は真面目な青年アレックス |
ジェーン・レヴィ | 強盗に手を染める妹思いの女性ロッキー |
ダニエル・ゾヴァット | ロッキーの彼氏で、素行が悪い男マネー |
スティーヴン・ラング | 超人的な聴覚をもつ盲目の退役軍人 |
『ドント・ブリーズ』のあらすじと感想
【あらすじ】
舞台はゴーストタウン化が進むアメリカのデトロイト。
強盗に手を染める3人の若者は、とある一軒家をターゲットにする。
狙いは地下室にある金庫。
家の主は、目が見えない老人ただひとり。
若者たちはまだ知らなかった その老人の狂気に・・・
こちらが予告動画です。(若干のネタバレあり)
臨場感溢れるホラー体験
20年に一本のアメリカ発、恐怖の作品と表紙にも載ってますが、たったの約90分上映で、たっぷり手汗と恐怖を体感してしまいました汗
タイトルを和訳すると「息をしないで」
まさにその通りで、こちらも思わず息を潜めて観てました汗
そうなってしまうのも、ショットの撮影方法にあるんだとか。
ある一軒家で、様々な怖い物事が起きますが、観客の恐怖心は知らず知らずのうちに、カメラワークによって煽られていたのです。
部屋の構造や、物の配置で知らぬ間に恐怖心が煽られ、逃げたり追ったりの際、観客も「そこは危険!」とか「そこにいちゃーバレるやん!」とか…
まるでその場にいるような感覚になってしまっているんです。
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ポップに言うと、参加型作品!でしょうが、恐怖を体感しすぎるのは、かなり勇気が必要ですよね…。
ということで、息を潜めてしまうのも納得して頂けたでしょうか汗
怖いんですょ…とにかく怖い… おじいさんがホント怖い。 一見ただの被害者のおじいさんが最強で最恐。
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まだ観てないって方は、深呼吸してからご覧下さい。汗
それと、なめてた奴が実は最強といえば『沈黙の戦艦』も傑作なのでぜひご覧ください!
低予算でも爆発的ヒット!
製作費はなんと、ハリウッドでは珍しい低予算の990万ドルだったとか。
しかし、本作の興行収入は…なんと1億5000万ドル以上叩き出しました!
監督を務めたフェデ・アルバレスは、『スパイダーマン』や『死霊のはらわた』などで有名なサム・ライミ監督に見いだされた期待の新星。
彼は、『死霊のはらわた』のリメイク版をサム・ライミと共に作り上げ、本作でもタッグを組んでいます。
フェデ・アルバレスのセンスに、ヒットメーカーであるサム・ライミのアドバイスが加われば、本作が人気になるのも納得ですね。
ちなみに、サム・ライミ監督は映画『ギフト』もおすすめです。
豪華声優陣による日本語吹き替え
そして、個人的に気になったことは、吹き替え声優さんたちです。
- ロッキー:水樹奈々さん
- アレックス:梶裕貴さん
- マネー:江口拓也さん
などなど、今の声優界でとても人気のある人たちが吹き替えていました。
こちらが吹き替え版の予告です。(若干のネタバレあり)
ちょっと怖さが半減してしまうという評価もありますが、改めて吹き替えでも観たくなります。
絶妙な演技が光る俳優陣
また、アレックス役のディラン・ミネットもイイ仕事するんですよね。
まだ20代前半の青年ですが、映画・テレビの作品に引っ張りだこの役者です。
本当は、もっともっと最恐おじいさんの怖さを根こそぎお伝えしたいのですが、是非ご自身で”息”を潜めてご覧ください。
とにかく、恐怖・気味の悪さが90分に凝縮された作品です。
続編の撮影が終了
そしてなんと、本作の続編が2020年の10月に撮影が終了したとの報告がありました!
ネタバレになるので、詳しいストーリーは伏せますが本作のその後が描かれるんだとか。 監督や脚本もほとんど変わらずに継続されるので、本作を楽しめた人は必見です。
こちらが予告動画です。
- 体感型映画が好き
- 人間が怖い系のホラーが観たい
- ナメてた相手が実は○○でした作品が好き
- そうだったのか!な映画が好き
『ドント・ブリーズ』の評価
ドント・ブリーズ怖すぎ
息を何回止めたことか— まなみ (@3jsb0830mnm) December 17, 2016
「ドント・ブリーズ」、怖さだけが強調されてる感があるけど、映画として無駄がない練られた構成が見事。「ダイ・ハード」級と言ってもいい。
— 間借りさん (@magarisan) December 18, 2016
「ドント・ブリーズ」ホラーというよりは工夫満載の息をつくことを許さないバトル映画みたいなもん。これはホラー苦手な人にもオススメしたい。90分後きっとつぶやく「あー疲れた、、、、」と
— とと (@t0t08) January 11, 2017
ぜひ、あなたも『ドント・ブリーズ』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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