『プラダを着た悪魔』映画(ネタバレなし)-曲も素敵で元気が出るヒューマンドラマ。

プラダを着た悪魔

おすすめのヒューマンドラマ映画『プラダを着た悪魔』のご紹介です。(ネタバレなし)

恋に仕事にがんばる女子必見! 観ると元気が出ること間違いなし。

普通の女の子が手にした仕事は悪魔のような上司のアシスタントだった。。。

ストーリーはもちろん曲も素敵で何度も観たくなるバイブル的名作!

作品情報
監督 デヴィッド・フランケル
脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
原作 ローレン・ワイズバーガー
公開 2006年
上映時間 110分
主なキャスト
アン・ハサウェイジャーナリスト志望の普通の女の子アンディ
メリル・ストリープファッション誌『ランウェイ』のカリスマ編集長ミランダ
エミリー・ブラントミランダのアシスタントを務めるエミリー
スタンリー・トゥッチ『ランウェイ』の男性社員ナイジェル
サイモン・ベイカー有名ライターの色男クリスチャン・トンプソン
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『プラダを着た悪魔』の曲とあらすじ

おすすめのヒューマンドラマ映画『プラダを着た悪魔』ですが

本作の見どころの一つが全編の所々で流れる素敵な曲です。

それらをご紹介する前に、まずは本作のあらすじをどうぞ。

【あらすじ】

ファッションに無頓着なアンディが手にした仕事は、なんと超一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダのアシスタント。
無理難題を命令する悪魔のようなミランダにアンディはついていけるのか?
仕事に忙殺されるアンディに、恋人や友達もどん引きで私生活崩壊の危機!
最後に彼女が見つけた自分らしさとは?
働く女性のあるあるを詰め込んだ共感必至のストーリー。

こちらが予告動画。
(字幕なしですが雰囲気は伝わると思います)

それでは!この物語を彩る曲を順番に紹介していきましょー

『Suddenly I See』

まずはOPで流れるこちら。 KT Tunstall(ケイティー・タンストール)による『Suddenly I See』。

  KT Tunstallはスコットランドのシンガーソングライターでこの『Suddenly I See』はアメリカの人気ドラマ『アグリー・ベティ』の主題歌にも使われています。

また、この歌詞が本作のストーリーとマッチしているんですよ!

サビの一部分だけの和訳をご紹介しますと

Suddenly I see
(突然わかったの)
This is what I wanna be
(これが私のなりたいもの)
Suddenly I see
(突然わかったの)
Why the hell it means so much to me
(いったい全体どうしてそれが私にとって意味があることなのか)

実際に映画を観ていただければわかるのですが、まさに本作のテーマにピッタリの歌詞となっています。

『Jump』

そして続いてはマドンナの『Jump』

Are you ready to jump?
(ジャンプする覚悟はいい?)
Get ready to jump
(ジャンプする準備をしなさい)
Don’t ever look back, oh baby
(後ろを振り向かないで)
Yes, I’m ready to jump
(私はジャンプする準備が出来ているわ)
Just take my hands
(私の手をとりなさい)
Get ready to, are you ready?
(そして準備をしなさい、準備はいい?)

こちらは、まさにこれから頑張ろうという人に向けた応援ソングとなっています。

『Vogue』

同じくマドンナの『Vogue』

  この曲のタイトルは本作で主人公たちの職場のモデルとなった超一流ファッション雑誌『Vogue』のことでもあり、フランス語で「流行」という意味でもあります。

You’re a superstar,
(あなたはスーパースターなの)
yes, that’s what you are, you know it
(あなたはそのことを知っているわ)

サビの部分ではありませんが、このような歌詞なので、この曲は人気が少し下火になってしまったマドンナが自分に向けた応援ソングでもあります。

これらのマドンナの応援ソングも、本作でひたむきに頑張る主人公たちと見事にマッチしています!

その他の曲

他にもAlanis Morissetteの『crazy』

  Mobyの『Beautiful』

  Bittersweet Faithの『Bittersweet Faith』。

セオドア・シャピロによる、この映画のためだけに作られた『Christian And Andrea』。 などなど 様々な魅力的な曲で物語が彩られているので、観ているだけで楽しい気分になってきます!

ちなみに『ラ・ラ・ランド』も様々な曲で彩られた素敵な映画なので、こちらもおすすめです。

『ラ・ラ・ランド』映画(ネタバレなし)‐曲も最高な極上の恋愛ミュージカル。
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『プラダを着た悪魔』の感想

おすすめのヒューマンドラマ映画『プラダを着た悪魔』ですが、 一言でいうと「私もがんばろう!」とやる気が出てくるような映画でした。

カリスマ編集長で絶対的な権力者でもあるミランダの仕打ちも酷いけど、実はアンディも最初の頃はファッションの仕事を長く続けるつもりはないと堂々と言っちゃう良くも悪くも正直な子。

そんな彼女がファッションに目覚め、どんどんデキる子になっていくのは観ていて楽しいです!

 
 
 
 
 
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個性豊かなキャラクター達

主役の二人だけでなく、先輩アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)やゲイの男性社員のナイジェル(スタンリー・トゥッチ)といった他のキャラクターも素敵で皆さんキャラが立っています。

なんと、このお二人、本作での共演がキッカケで親戚になっちゃいましたから驚きです!

エミリー・ブラントは本作公開から数年後に俳優のジョン・クラシンスキーと結婚したのですが、その結婚式に、スタンリー・トゥッチを招待したんです。

そこでスタンリーは未来の奥さんで、エミリーの姉であるフェリシティ・ブラントと出会います。

そうして出会いから約1年後には婚約し、2012年に二人は見事ゴールインしたというわけです! 渋くて知性溢れるスタンリー・トゥッチ↓

 
 
 
 
 
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ちなみに、エミリー・ブラントは、後に本作の映画キャラのまま『VOGUE』でインタビューを受けてますよ。

こちらがその動画です。彼女自身のことも知れますし本作の小ネタも入っててファン必見です!

 そしてなにより凄いのがアカデミー賞、ゴールデングローブ賞で史上最多記録を持つレジェンド女優メリル・ストリープの演技力。

 
 
 
 
 
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悪魔のような上司を演じる彼女が時折り見せる繊細さも必見です!

名タッグの復活!

監督のデイビッド・フランケルと衣装を担当した一流スタイリストのパトリシア・フィールドは、

アラサー独身女性の生活をコミカルに描いた大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』を手掛けた名タッグ。

実力と実績を兼ね備えたこの二人が再び手掛けた今作は、まさにゴージャスでオシャレな感じに仕上がっています。

ちなみに本作の衣装代は1億円以上とのことですから驚きです!

なのでファッション目当てで見ても十分楽しめると思います。 原作者のローレン・ワイズバーガーもこんな投稿をしています。(人気投票か星座占いかな?)

 
 
 
 
 
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ちなみに、ファッションに興味ある人は、ケイト・ブランシェット主演の映画『キャロル』もおすすめです!

『キャロル』映画(ネタバレなし)-華やかなファッションと映像美で飾る心揺さぶる恋愛物語。
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モデルとなった『VOGUE』編集長

本作で鬼のような編集長キャラのメリル・ストリープ扮するミランダですが、実在の人物がモデルとなっています。

それは一流ファッション誌『VOGUE』編集長にして氷の女帝の異名を持つアナ・ウィンター。

原作者のローレン・ワイズバーガーが過去に『VOGUE』で働いていたから彼女がモデルになったんだとか。

メリル・ストリープはこの氷の女帝を演じるために、クリント・イーストウッドのささやくような話し方を真似したそうですよ。 二人の対談動画がこちら。

ちなみに、本作の原作は世界27カ国翻訳の大ベストセラーで和訳もされているので、気になった人は読まれてみてくださいね。

『プラダを着た悪魔』の続編

原作では続編もすでに発売されており、今度は先輩アシスタントのエミリーが主役です。

彼女がミランダの元を離れて、今度はハリウッドセレブのイメージコンサルタントとして奔走する様子が描かれているんだとか。

原題は『When Life Gives You Lululemons』。

 
 
 
 
 
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題名を和訳すると「ルルレモンをもらったらどうする?」という意味です。

「人生でレモンをもらったらレモネードを作れ」というネガティブな事をポジティブに変えるという意味の、英語のことわざをもじったそうですよ。

そして、それだけでなく、ただのレモンじゃ面白くないからオシャレなヨガウェアのブランド『ルルレモン』にする遊び心もあります。

うーん、、、読みたい! しかし残念ながら、洋書としては普通に売られてましたが、日本語版はまだ発売されていないようです。。。(2021年11月時点)

ですが、エミリーを演じたエミリー・ブラントはこの続編の映画化について以下のように発言しています。

「みんながやりたいと思うのなら、クールよね。そうなればやりたいわ」これは、ちょっと期待しちゃいますよね。

それとエミリー・ブラントといえば、彼女が歴戦の勇者を演じる『オール・ユー・ニード・イズ・キル』もゲームみたいな設定で面白かったです!

『キャロル』映画(ネタバレなし)-華やかなファッションと映像美で飾る心揺さぶる恋愛物語。
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『プラダを着た悪魔』ネット上の評価

などなど 他にも調べてみると多くの人達が繰り返し観ているようです。

こんな人に特におすすめ

  • 最近なんかお疲れ気味
  • 仕事とプライベートの両立に悩んでいる
  • 楽しい気分になれる映画を観たい
  • オシャレに興味がある

  ぜひ、あなたも『プラダを着た悪魔』を楽しまれてくださいね。

素敵なストーリーと曲で観るときっと元気になれると思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたのレビューを読者に届けよう!

  1. もえ より:

    とにかく劇中に出てくるファッションがどれもとっても素敵です!
     「ランウェイ」の編集部で働き始めたアンドレアのファッションがどんどんおしゃれになっていくシーンはいつ見ても魅入ってしまいます。
     ミランダを演じたメリル・ストリープの演技が最高にクールでした。特にラストシーン!
     恋愛、仕事、自分の夢、人生は自分の選択で作られています。
    この映画を観ると、「じゃあ、あなたはどうする?」と問いかけられているような気分になります。ちょっと止まって、自分を見つめ直したい時におすすめの映画です!

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