『アス(Us)』映画(ネタバレなし)-ドッペルゲンガーがジワジワ心にくるホラー。

アス(Us)

おすすめのホラー映画『アス(Us)』のご紹介です。(ネタバレなし)

「わたしたちがやってくる」

ドッペルゲンガーの恐怖と、悲しい現実についてのメッセージを散りばめた傑作ホラー。

作品情報
アス(Us) 監督・脚本
ジョーダン・ピール
公開 2019年
上映時間 116分
主なキャスト
ルピタ・ニョンゴ 主人公アデレード
アブラハム – ウィンストン・デューク アデレードの夫ゲイブ
シャハディ・ライト・ジョセフ アデレードとゲイブの娘ゾーラ
エヴァン・アレックス ゾーラの弟ジェイソン
エリザベス・モス アデレードの友人キティ
ティム・ハイデッカー キティの夫ジョシュ

『アス(Us)』のあらすじと見どころ

【あらすじ】

1986年の夏。
家族とビーチ沿いの遊園地に訪れていた少女アデレード。
彼女は父親がモグラ叩きに夢中になっている間に、退屈なのかひとりフラフラと歩きだしてしまう。
そして、着いたのが怪しげなミラーハウス。
好奇心から中に入ったアデレードはそこで、自分そっくりのドッペルゲンガーに出会ってしまう。
そのことが余程ショックだったのか、彼女は心に大きな傷を負ってしまう。
月日は流れ現在。
大人になり家庭をもったアデレードは夫のゲイブに強引に誘われ、因縁のビーチにバカンスにいくことに。
その夜、アデレードたちは自分たち家族そっくりの4人に出会う…

こちらが予告動画です。

『アス(Us)』はどんな映画?

おすすめのホラー映画『アス(Us)』ですが

言葉少なめのストーリーなので、視聴者側のさまざまな捉え方や感じ方で、個々に違った感想が聞かれそうな作品ではないでしょうか。

「ナニ?ナニ?」からはじまり、「えぇーっ!?」となり、まさかの「ウソーン!」を経て、なんとも言えない「そーなのねぇー」で終わる感じ。

個人的には、気持ちが忙しくザワザワやヒエヒエが続いて、終始見応えがあった作品でした!

数あるホラー映画の中でも、ただ単にワーキャー言わす目的の作品ではなく、視聴者へ"何か"を訴えかけてくる、あとあとジワジワと入りこんでくる作品

終盤には、なんとなくせつない気持ちも湧いてきたり…怖かったぁーだけの気持ちじゃ収まらない 率直に、こんなホラーは数えるほどしかないのかも!

見終わったあとも、しばらく内容について考えさせられる時間もあって、「おすすめのホラーは?」って聞かれた時のリスト入り確定作です!

最高のドッペルゲンガー映画を目指した監督

本作の監督は、2017年公開の『ゲット・アウト』で一躍有名になったジョーダン・ピール。

観賞後にさまざまな意見を出し合ったり、話しあったりして欲しいと彼は語っており、まさにその通りで、人それぞれ違った感想が聞ける映画に仕上がっています。

話し合いながらの観賞後のビールが、これまたすすむんです笑

さらに監督は、「最大の敵は自分である。」ということを深く意識し、今までにないような「最高のドッペルゲンガー映画」を作ろうと思い、本作の実現に至ったんだとか。

 
 
 
 
 
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Yeah, you did. #UsMovie

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監督がドッペルゲンガーに着目したのも、とても斬新でユニーク!

個人的には、都市伝説的な「3人のドッペルゲンガーに会ったら…死ぬんやてー!」「んなアホなぁー爆笑」くらいの掛け合いしかした記憶がありませんが…汗

本作を観たら、ちょっとだけ…リアルに自分のドッペルゲンガーを想像してしまいました汗。

面白いだけじゃなく隠されたメッセージ性

また『アス(Us)』は、心臓がやかましいほどの恐怖を感じさせられながらも、実は考察しがいのある深い内容となっています。

作品を通して、観る人へ何かを感じて欲しいといった監督のメッセージが込められているんですよね!

最初に観た時はあまり気づかないんですが、本作は、あらゆるところに伏線もはられています

あそこはこうで…ここはこうで… 的な、頭もフルに使って楽しめる作品 数年後?いや、三日後にまた観たくなる映画です!

ちなみに、伏線が秀逸なホラー映画なら『グッドナイト・マミー』もおすすめなのでぜひご覧ください!

こんな人に特におすすめ

  • 今までにないようなホラーが観たい
  • 最後の最後にこんな展開?的な作品が観たい
  • 観終わったあとの話で盛り上がりたい

『アス(Us)』の評価

ぜひ、あなたも『アス(Us)』を楽しまれてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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