おすすめのサスペンス映画『アイデンティティー』のご紹介です。(ネタバレなし)
モーテルに閉じ込められた11人の男女が次々と死んでいく。。。
犯人はこの中にいる? 恐怖と謎が交錯するサイコスリラーの傑作!
作品情報 | |
監督 ジェームズ・マンゴールド 脚本 マイケル・クーニー 公開 2003年 上映時間 90分 |
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主なキャスト | |
ジョン・キューザック | 元警官 |
レイ・リオッタ | 囚人を護送中の警官 |
ジェイク・ビジー | 護送中の囚人 |
アマンダ・ピート | 水商売の女性 |
ジョン・ホークス | モーテルの主人 |
レベッカ・デモーネイ | 女優 |
ウィリアム・リー・スコット クレア・デュヴァル | 新婚夫婦 |
ジョン・C・マッギンリー レイラ・ケンズル | 再婚夫婦 |
ブレット・ローア | 再婚夫婦の幼い連れ子 |
『アイデンティティー』のあらすじと感想
【あらすじ】
雨が降り続く嵐の夜
11人の男女があるモーテルに避難していた
モーテルからは嵐が止むまで出られない
そんな中、彼らは何者かによって一人ずつ次々と殺害されていく。。。
時を同じくして、ある一室では裁判官たちが、多重人格の殺人鬼マルコム・リバースの到着を待っていた。
予告動画です。
字幕なしですが良い感じの予告動画なのでぜひご覧ください。
ちりばめれた謎が面白い!
おすすめのサスペンス映画『アイデンティティー』ですが
ハラハラドキドキの面白さに加えて、謎解きの楽しさや驚きを味わえる作品です。
ちょっと途中、グロテスクなシーンもありますがそんなにヤバいほどでもないので子どもじゃなければ家族で観ても十分楽しめると思います。
部屋の鍵の番号順に一人一人殺害されていくのですが、そもそもなぜ犯人はこんなことをするのか? モーテルに集まった11人の共通点は? 殺人鬼の正体は?
などなど他にも数々の謎がちりばめられていて伏線も多いので2回、3回と何回か観返したい映画に仕上がっているんです。
あんまり言うとネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、ミステリーやサスペンス好きなら観て損はない映画だと自信を持って言えます!
ちなみに、伏線好きの人には映画『シックス・センス』もおすすめです!
人間の精神状態を巧みに描いた脚本
監督は『ニューヨークの恋人』や『17歳のカルテ』『コップランド』を手掛けたジェームズ・マンゴールド。
ですが今回注目すべきは脚本を担当したマイケル・クーニーです。
マイケル・クーニーは人間の精神状態を描いたストーリーを創ることが得意な脚本家として知られています。
本作のストーリー設定も彼の個性がしっかり出ていて、観客をあざむくミスリードがふんだんに使われており、見事な脚本となっています。
ちなみにマイケル・クーニーは本作以外にも1996年には『精神鑑定』2003年に『Re:プレイ』、2010年には『シェルター』を手掛けており、どれも人間の精神状態がストーリーに深く関わる映画です。
これらの作品はちょっと難解な点もあり賛否両論わかれるのですが、気になった方はぜひご覧になられてくださいね。
他にも、難解なスルメ映画として精神疾患を扱った作品では韓国映画の『哭声/コクソン』やディカプリオ主演の『シャッターアイランド』もおすすめです!
手堅い演技で盛り上げる演者たち
俳優陣にも注目です!
父含め5人兄弟全員俳優で『マルコヴィッチの穴』などで、お馴染みのジョン・キューザックや、名脇役や悪役としての定評のあるレイ・リオッタを筆頭に、みなさん手堅い演技で本作を盛り上げてくれています。
ちなみに、本作では嵐のシーンを撮るために長時間にわたり放水マシンを使ったんだとか。 そのせいで、俳優陣も風邪をひきそうで、かなりしんどい撮影だったみたいですよ。
- ホラー系のサスペンスやミステリーが好きな人
- 犯罪者の精神に興味がある人
- ライトに謎を楽しみたい人
- 90分でサクッと楽しみたい人
『アイデンティティー』の評価
アイデンティティーって映画面白かったなと思い出してまた見たい。死刑囚役の目が良かった。あの眼振の力…
— あさたろ (@taroasa) 2014年7月5日
バイト先の同僚にアイデンティティーっていう映画をおすすめされて観たんだけど、すごい好きだった 是非観てみてください 多分名作として有名
— ぬるま湯 (@Nelfee_09) 2018年1月5日
ちょっと古いけれど、アイデンティティーっていう映画面白かった
大雨で外部と遮断されてしまったモーテルで起こる惨殺事件のお話なのだけれど、最後まで見応えあって飲み物飲むタイミングにずっと困ってた— 美夜⛩️ (@kyoya0316) June 5, 2023
などなど ネットで調べると、本作を名作と呼ぶ声が多かったです!
ぜひ、あなたも『アイデンティティー』を楽しまれてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。