『ビッグ・フィッシュ』映画(ネタバレなし)‐おとぎ話のような親子の絆のファンタジー。

ビッグフィッシュ

おすすめのファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』のご紹介です。(ネタバレなし)

おとぎ話のような話は本当だった?

ダニエル・ウォレスのベストセラー小説を原作に

ある男の人生をファンタジー風に描いた、ティム・バートン監督の傑作。

作品情報
ビッグ・フィッシュ監督
ティム・バートン
脚本
ジョン・オーガスト
原作 ダニエル・ウォレス
公開 2004年(日本)
上映時間 125分
主なキャスト
アルバート・フィニー余命いくばくもないエドワード
ジェシカ・ラングエドワードの妻サンドラ
ユアン・マクレガーエドワードの若い頃(回想シーン)
アリソン・ローマンサンドラの若い頃(回想シーン)
ビリー・クラダップ息子のウィル
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『ビッグ・フィッシュ』のあらすじと感想

【あらすじ】

エドワードはいつも嘘のような楽しい話でみんなを笑わしていた。
しかしある日、それが原因で息子のウィルは怒って彼と絶縁状態に
そして時は流れ、 いつしかエドワードは病に倒れてしまう
わずかな時間しか残されていない父の人生を振りかえるウィル
彼は次第にある事実に気づくことになる。
後にミュージカルとしても公演され 多くの人達に愛された心温まる感動の物語。

予告動画です。(字幕なしですが雰囲気は伝わると思います)

優しい気持ちになれるストーリー

おすすめのファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』ですが

全体的に優しい雰囲気で鑑賞後は清々しくて温かい気分になれる作品です。

悪者が登場しないっていう点もポイントで、これがまた鑑賞後に優しい気持ちにさせてくれます!

他にも、魔女や巨人、腰から上の胴体が2人の双子の女性など、まさにファンタジーっぽいキャラクター達が登場するのでワクワクしながら楽しめると思います。

ティム・バートンだからこそ描けたもの

社交性が服を着ているような存在の主人公エドワードの若い頃を演じたユアン・マクレガーですが、まさに彼のイメージにピッタリのハマり役です。

この主人公のキャラを見てると、普段あまり社交的じゃない私も、もうちょっと社交的に生きてみようかなと思いました(笑)

ちなみに監督を務めたティム・バートンですが、 彼がウォルト・ディズニーでアニメーション実習生として雇われていた頃、あまりにも無口で人付き合いが悪かったので同僚たちからは口がきけないと思われていたそうですよ。

本作のエドワードとはまるで真逆の人間なので、そんな彼だからこそ、エドワードというキャラを見事に描けたのかもしれませんね。

また、本作では確執のある親子が寿命を前にして和解していく様も描かれていますが、これがまた感動的で素敵です。

ティム・バートン監督自身、実の父親を亡くしており、その出来事がキッカケで本作を映画化したと後に明かしています。

考えてみると親にも若い頃があったわけで、自分の親の人生がどうだったのかという点を考えると、ちょっと切なくもなります。

人それぞれ、そういう事を考えるキッカケをこの映画が与えてくれると思います。

ちなみに、ティム・バートン監督は映画『シザー・ハンズ』でも主役の名前をエドワードにしています。こちらもおすすめなので観てない人はぜひご覧になられてくださいね。

舞台となったロケ地

本作は撮影で使われた村のセットをそのまま放置してあることでも知られています。

作中で出てくるスペクターという架空の村なんですが、その現実の姿がこちらです。

アラバマ州の小さな島に作られたこのセットの他にも、この島のすぐ近くの片田舎ウェトゥンプカもロケ地として選ばれています。 こちらが、ウェトゥンプカ。

写っている白い家は、エドワードが奥さんにプレゼントする家として登場しますので、頭の片隅にでも覚えて鑑賞してみてくださいね。

ミュージカルも大好評!

本作はミュージカルとしても大人気なんです。

ブロードウェイなどで公演され、2017年からは日本でも公演されています。

川平慈英さんや霧矢大夢さん 浦井健治さん、赤根那奈さん、鈴木蘭々さん、などなど これらの方々が演じており2017年の初公演に続き、2019年の11月にも少しキャストが変わりますが公演され大好評でした。

2回も行われるというのは、それだけ大好評で素晴らしかったということなのでしょう。

ちなみに、『リトルダンサー』もミュージカル化された名作なのでおすすめです!

こんな人に特におすすめ

  • 優しいファンタジーを観たい
  • 親との関係がちょっとギクシャクしている
  • 温かい感動を味わいたい人
  • おしゃべりな人
  • 営業職の人

『ビッグ・フィッシュ』の評価

他にもネットで調べると感動したという声が多かったです!

ぜひ、あなたも『ビッグ・フィッシュ』を楽しまれてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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