『アメリカン・ヒストリーX』映画‐実話に限りなく近い衝撃のヒューマンドラマ。

アメリカンヒストリーX

おすすめのヒューマンドラマ映画『アメリカン・ヒストリーX』のご紹介です。(ネタバレなし)

「憎しみとは、耐えがたいほど重い荷物。怒りに身を任せるには人生は短すぎる」

ある兄弟の生き様を通しアメリカの人種差別問題をリアルに描いた実話に近い衝撃作。

作品情報

監督:トニー・ケイ

2000年公開(日本)、上映時間119分

【主なキャスト】

エドワード・ノートン・・・過去に過激な白人至上主義者だったデレク

エドワード・ファーロング・・・デレクの弟ダニ―

『アメリカン・ヒストリーX』の感想と実際にあった実話

 

あらすじ
デレクは白人至上主義の過激な団体のリーダー的存在。

黒人を忌み嫌う彼は、ある日怒りに身を任せ二人の黒人を殺害し逮捕される。

兄デレクがいない間に弟ダニーは彼を崇拝し白人至上主義にすっかり染まってしまう。

そして時が経ち、遂にデレクは出所へ。

そこには弟ダニーの期待とは裏腹に別人のように穏やかなデレクがいた。

刑務所内の何がデレクを変えたのか。。。

物語は次第に白人と黒人の抗争へと発展し衝撃のラストへ。

 

おすすめのヒューマンドラマ映画『アメリカン・ヒストリーX』の感想ですが

かなりヘビーな内容で楽しいというより考えさせられるといった内容です。

 

人種問題を扱っているので内容が難しかったり退屈そうだと思う人もいると思いますが、全然そんなことなく予備知識なくても理解できて物語の世界に惹き込まれると思います。

 

エドワード・ノートンの演技も凄く良いですし、彼はこの役作りのために筋トレをして体重を約13㎏も増やしたそうですよ。

そんな彼の鍛え抜かれた筋肉も必見です!

それと実は彼、身長は183cmもあるみたいですよ。

他の俳優さんが大きすぎるせいか、もっと小柄だと思ってました(笑)

 

弟のダニーを演じているエドワード・ファーロングも

役柄のイメージにピッタリで

丸坊主にしていることもあって最初は

『ターミネーター2』の少年ジョン・コナーだと全然気づきませんでした。

 

本作では白人と黒人の人種問題が一つのテーマとなっていますが、

よくよく考えてみると日本にいる私たちも無関係ではないのかもしれません。

よくネットでも

韓国人や中国人、在日の人達に対する偏見や差別の声が多数見受けられますよね。。。

そういった人達には是非とも観ていただきたいです。

印象深くて心に残るおすすめの映画です。

 

ちなみに本作の題名の『アメリカン・ヒストリーX』という意味ですが、これは弟ダニーが兄について分析して書いたレポートの名前です。

なぜ兄が白人至上主義に傾倒していったのか?

その結果、家族や自分はどんな被害や影響を受けたのか?

兄の考え方はどのように変わったのか?

今後どうすればいいのか?

といったことが分析されており、そのまま本作のテーマともなっています。

 

それと知っておいていただきたいのが、

本作の登場人物などは実話ではないのですが、この映画のように刑務所(拘置所)での生活をキッカケに考え方を改める人も現実にいます。

 

1999年に強盗罪で有罪判決を受け、

マイアミの連邦拘置所に収監されたアンジェラ・キングもその一人です。

 

彼女は10代の頃から過激なグループに所属していて

バリバリの白人至上主義者でしたが

拘置所でのある黒人女性との出会いが彼女の信条を一変させました。

最初に友情を築いたこの黒人女性を皮切りに友達の輪はさらに広がり

彼女はこれまでの自分の行いを悔い改めるようになったそうです。

 

出所後、彼女は外部のサポートを受けなんとか無事にグループを抜けることができ、

現在は同じような境遇の人を助ける

非営利団体「ライフ・アフター・ヘイト」で活動しています。

 

他にも

本作の主人公のデレクと同じく

白人至上主義グループの若きリーダーだったフランク・ミーインクも考え方を改めたうちの一人です。

 

彼は19歳で刑務所に出入りするようになってから

そこでの黒人たちとのふれあいで徐々に気持ちに変化していったそうです。

そんな彼も現在アンジェラ・キングと同じく

「ライフ・アフター・ヘイト」で活動しています。

 

このように昔の生き方を変えられる人がいる一方で、

悲しいニュースもあります。

2017年にはイスラム教に改宗したばかりの元白人至上主義の男性が

かつての白人至上主義仲間でルーメイトの二人を殺害したことで逮捕される事件がありました。

動機は改宗したことをバカにされたためだったとのことです。。。

 

白人至上主義グループに多くみられる特徴

  • 黒人やユダヤ人、同性愛者などを激しく嫌悪している
  • スキンヘッドを象徴としている
  • 鍵十字などヒトラーを崇拝するデザインの他にバイキングなど北欧神話にちなんだタトゥーを入れることが多い
  • 脱会する時は深刻な反動、暴力による報復を伴うことが多い。

 

最後に本作のネット上の評価をご紹介して締めさせていただきます。

『アメリカン・ヒストリーX』の評価

などなど

ネットで調べると他のみなさんも

重たい内容ですが心に残る映画だとコメントしています。

今回、おすすめのヒューマンドラマ映画『アメリカン・ヒストリーX』をご紹介させていただきましたが、

もし少しでも興味が湧いたら是非ご自身の目で映画をご覧になられてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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