おすすめのサスペンス映画『ボーン・コレクター』のご紹介です。(ネタバレなし)
「一人、また一人・・・、コレクションが増えてゆく」
大人気小説『リンカーン・ライムシリーズ』が原作の超一級サスペンス。
『ボーン・コレクター』のあらすじと見どころ
【あらすじ】
天才科学捜査官リンカーン・ライム
彼は捜査中の事故により、寝たきりの生活を送っていた。
もはや生きる希望が見いだせず、症状が悪化して植物状態になるくらいなら安楽死をと望むライム。
ある日、そんな彼のもとに殺人課の刑事が訪ねてきた。
聞くところによれば、ある夫婦が誘拐され、夫の遺体が発見されたとのこと。
遺体を発見し、現場の写真を撮影したのはアメリア・ドナヒー巡査。
ライムは事件を推理していくうちに、これが普通の誘拐事件でないことや、アメリアの抜群の捜査センスに気づくのだった。
そしてまだ、夫人は生きている。
彼らは夫人を助けだし、犯人を逮捕することが出来るのか?
『リンカーン・ライムシリーズ』第1作目の同名小説を原作とする超一級サスペンス。
こちらが予告動画です。字幕なしですが雰囲気は伝わると思います。
サイコな犯人との知恵比べにハラハラ
おすすめのサスペンス映画『ボーン・コレクター』は、
謎解きに参加しながら楽しめて、最後までハラハラドキドキしっぱなしのサイコサスペンスです。
左手人差し指と肩から上、そして脳みそだけしか動かせない、ベッドに寝たきりの主人公・リンカーン・ライム。
自由がきかないもどかしさの中、サイコな犯人との知恵比べが一番の見どころではないでしょうか。
推理以上に、彼と美人警官アメリア・ドナヒー(小説版ではドナヒーではなくサックス)の二人の心の交流もとても印象的でした。
現場検証能力に長けているアメリアはライムの右腕となり、ときに無茶ぶりな指示にも果敢に対応していきますが、葛藤やプライドなんかも見え隠れしてそんなところも印象深いです。
ハマリ役のデンゼル・ワシントン
優秀な科学捜査官のライムを演じるのは、幾度となく輝かしい賞を受賞した経歴をもつ、アメリカを代表する映画俳優のデンゼル・ワシントン。
本作でも、知的かつ紳士的でこだわりも強い主人公にピッタリでハマリ役。 もちろん、アクション映画でも主役を何本も演じてますが、今回は一切動かない、動けないままのノーアクション。
しかしそんな設定でも、頭脳明晰なデンゼルの絶大な存在感があります。
凶悪犯によって緻密に仕組まれた仕掛けも、ズバ抜けた推理と知識で解き明かし、さらに追い詰め、犯人との対峙するシーンもドキドキとハラハラがずーっと持続するドキハラ・サイコサスペンス作品です。
撮影中はずっと寝たきり
本作で主演を務めたデンゼル・ワシントンは、寝たきり役のため、撮影合間にはジムに通って鍛えたらしいんです。
寝たきりは、体が鈍りしんどかったとか。 寝たきり役で、痩せる為に苦労したのかと思いきや…鍛えてたんかぃ?!
ま、この映画では、指のみのズームですから、鍛えられた腕っぷしなどは映らないんですよね。
彼は20年若ければプロボクサーになることも夢じゃなかったとまで言われるほど、スポーツにはすこぶる長けていたんですって。
そんな彼ですが日本映画界のドン黒澤明の作品が好きなんだとか。 歴史ある黒澤明監督作品を知ってくれて、個人的にはとても嬉しいです。
- 謎解きミステリーが好き
- たくさんの伏線を回収していく作品が好き
- デンゼルとアンジーが好き
- ドキドキハラハラの映画が好き
- 犯人探し・参加型が好き
『ボーン・コレクター』の小説シリーズ
監督のフィリップ・ノイスは小説を映像化することに長けた人物で、この映画は原作の小説を元に映像化されています。
フィリップ監督の目に留まったこの『ボーン・コレクター』という原作。 どんな魅力が詰まっているのか、こちらをちょこっと深掘りご紹介します。
また、この小説はシリーズ化されており、現在14作品が出版翻訳。
他にも、第7作目『ウォッチメイカー』で登場する、捜査官のキャサリンが主人公の長編小説がスピンオフ作品として4作出版されています。
彼女は人間ウソ発見器とも呼び名が高く、心理分析と尋問のプロなので、また違った面白さがありますよ。 もちろんゲスト出演として、ライムとアメリアも出ます!
短編集も3作出版されており、『悪魔の涙』では元FBI捜査官で筆跡鑑定のスペシャリストであるパーカー・キンケイドが主人公です。
彼は何度もシリーズに登場し、ライムが絶大な信用を寄せる人物でもあります。 以下が各作品の出版時系列です。(出版年は日本)
※書籍画像からAmazonの販売ページに移動可能です
上記のようにシリーズ化されていますが、おすすめという皆さんは口をそろえて「必ず一作目から読むように」とおっしゃっています。
ライムVS猟奇的殺人犯という構図はそのままに、個性豊かな登場人物らがさらにスリルとミステリアス度に拍車をかけていくといった内容。
ただ単に犯人を突き詰めていくといった推理小説などではなく、登場人物の出会いや苦悩、落胆また成長や別れなどの愛も詰まった、多様なドラマ作品と言われています。
小説の評判ですが、観た・読んだ方からは、全体的に
「面白い」
「ドキドキハラハラが止まらない」
「スピード感があり楽しめました。」
「まさにジェットコースターのようだった」
などなど。 かなり昔の作品でも、感想レビューが1つのサイトで375もの感想が載っていて正直驚きです。
ミステリー好きは、読むべきな作品なのでしょう。
再読されるリピーターも多くおられました。 監督フィリップが、世界中で多くのファンを魅了し続ける原作に目をつけるのも当然なのかも知れません。
しかも『ボーン・コレクター』は2020年の1月にドラマ化もされました。 こちらがその紹介動画です。
日本では『リンカーン 殺人鬼ボーン・コレクターを追え!』として2021年の3月からwowowで放送されていましたが、現在は放送されていません。(シーズン1で打ち切り)
『ボーン・コレクター』の評価
何度か見てる「ボーン・コレクター」をまた見た。名作だと思う。
初めて見た時衝撃的でした。
お気に入り映画の内の一本(*´ω`*)— つる(・∀・) (@da12ku) January 25, 2019
アンジー主演のボーンコレクターって映画は絶対見た方がいい!
だってもうあれすごいもん
スリルヤヴァイ!
ウォンテッドも好きよ!
てかアンジーが好きよ!
ソルトも楽しみにしてる!— カップ麺と共に生きるワイ (@Mozukumizukumo) July 28, 2010
「ボーン・コレクター」は、何年も前に見てから大好きで、最近やっと原作を読んだんです。
それはもう素晴らしい。で、思いました。
映画、覚えてない!!
なのでDVD借りてきて見ましたー!
でもやっぱり小説が素晴らしい。でもでも、映画は目が喜びます。うん、両方好き!#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/jkKgmuez3h— チィ@読書垢 (@w0msIGKL1Fh4zKZ) October 1, 2018
ぜひ、あなたも『ボーン・コレクター』を楽しまれてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。
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