『ボーン・コレクター』映画-小説シリーズも大人気のサイコサスペンス。

ボーン・コレクター

おすすめのサスペンス映画『ボーン・コレクター』のご紹介です。(ネタバレなし)

「一人、また一人・・・、コレクションが増えてゆく」

大人気小説『リンカーン・ライムシリーズ』が原作の超一級サスペンス。

作品情報
監督
フィリップ・ノイス
脚本
ジェレミー・アイアコーン
原作
ジェフリー・ディーヴァー
公開
2000年(日本)
上映時間
118分
主なキャスト
デンゼル・ワシントン 捜査中の事故により寝たきりの状態になり一線を退いた天才科学捜査官リンカーン・ライム
アンジェリーナ・ジョリー 才能あふれる若き女性巡査アメリア・ドナヒー
クィーン・ラティファ ライムの身の回りの世話をする住み込みの看護師セルマ
マイケル・ルーカー 寝たきり状態になったライムの後任、ハワード・チェイニー警部

『ボーン・コレクター』の感想と小説

 

あらすじ

天才科学捜査官リンカーン・ライムは捜査中の事故により、寝たきりの生活を送っていた。

もはや生きる希望が見いだせず、症状が悪化して植物状態になるくらいなら安楽死をと望むライム。

ある日、そんな彼のもとに殺人課の刑事が訪ねてきた。

聞くところによれば、ある夫婦が誘拐され、夫の遺体が発見されたとのこと。

遺体を発見し、現場の写真を撮影したのはアメリア・ドナヒー巡査。

ライムは事件を推理していくうちに、これが普通の誘拐事件でないことや、アメリアの抜群の捜査センスに気づくのだった。

そしてまだ、夫人は生きている。

彼らは夫人を助けだし、犯人を逮捕することが出来るのか?

『リンカーン・ライムシリーズ』第1作目の同名小説を原作とする超一級サスペンス。

 

本編映像を少しだけご紹介(ネタバレなし)

 

 

おすすめのサスペンス映画『ボーン・コレクター』の感想を一言でいうと、

謎解きに参加しながら楽しめて、最後までハラハラドキドキしっぱなしのサイコサスペンスです。

左手人差し指と肩から上、そして脳みそだけしか動かせない、ベッドに寝たきりの主人公・リンカーン・ライム。

自由がきかないもどかしさの中、彼とサイコな犯人との知恵比べが一番の見どころではないでしょうか。

同時に、推理以上に彼と美人警官アメリア・ドナヒー(小説版では、ドナヒーではなくサックス)二人の心の交流もとても印象的でした。

現場検証能力に長けているアメリアはライムの右腕となり、ときに無茶ぶりな指示にも果敢に対応していきますが、葛藤やプライドなんかも見え隠れしてそんなところも印象深いです。

優秀な科学捜査官のライムを演じるのは、幾度となく輝かしい賞を受賞する、アメリカを代表する映画俳優のデンゼル・ワシントン。

本作でも、知的かつ紳士的でこだわりも強い主人公にピッタリでハマリ役。

もちろん、アクション映画でも主役を何本も演じてますが、今回は一切動かない、動けないままのノーアクション。

しかしそんな設定でも、頭脳明晰なデンゼルの絶大な存在感があります。

凶悪犯によって緻密に仕組まれた仕掛けも、ズバ抜けた推理と知識で解き明かし、さらに追い詰め、犯人との対峙するシーンもドキドキとハラハラがずーっと持続するドキハラ・サイコサスペンス作品です。

こんな人に特におすすめ

  • 謎解きミステリーが好き
  • たくさんの伏線を回収していく作品が好き
  • デンゼルとアンジーが好き
  • ドキドキハラハラの映画が好き
  • 犯人探し・参加型が好き

また、監督のフィリップ・ノイスは小説を映像化することに長けた人物で、この映画は原作の小説を元に映像化されています。

フィリップ監督の目に留まったこの『ボーンコレクター』という原作。

どんな魅力が詰まっているのか、こちらをちょこっと深掘りご紹介します。

書籍情報
著者
ジェフリー・ディーヴァー
出版年
1999年(日本)
受賞歴
宝島社「このミステリーがすごい!」(海外部門) 2002年:2位
宝島社「ベスト・オブ・ベスト」
20年間分のランキング(1988年~2008年)
3位:本作
2位:『羊たちの沈黙』
1位:『薔薇の名前』
「週刊文春ミステリーベスト10」(海外部門) 1999年:1位
週刊文春「東西ミステリーベスト100」(海外部門) 2012年版:22位

また、本作はシリーズ化されており、現在14作品が出版翻訳。

他にも、第7作目『ウォッチメイカー』で登場する、捜査官のキャサリンが主人公の長編小説がスピンオフ作品として4作出版されています。

彼女は人間ウソ発見器とも呼び名が高く、心理分析と尋問のプロなので、また違った面白さがありますよ。

もちろんゲスト出演として、ライムとアメリアも出ます!

短編集も3作出版されており、『悪魔の涙』では元FBI捜査官で筆跡鑑定のスペシャリストであるパーカー・キンケイドが主人公です。

彼は何度もシリーズに登場し、ライムが絶大な信用を寄せる人物でもあります。

以下が各作品の出版時系列です。(出版年は日本)
※書籍画像からAmazonの販売ページに移動可能です

リンカーンライムシリーズ
第1作目
『ボーン・コレクター』
出版年
1999年
受賞歴
前述
第2作目
『コフィン・ダンサー』
出版年
2000年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2000年:8位

「このミステリーがすごい!」
2001年:10位

第3作目
『エンプティ―・チェア』
出版年
2001年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2001年:3位
第4作目
『石の猿』
出版年
2003年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2003年:5位
第5作目
『魔術師』
出版年
2004年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2004年:3位

「このミステリーがすごい!」
2005年:2位

第6作目
『12番目のカード』
出版年
2006年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2006年:4位

「このミステリーがすごい!」
2007年:6位

第7作目
『ウォッチメイカー』
出版年
2007年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2007年:1位

「このミステリーがすごい!」
2008年:1位

第8作目
『ソウル・コレクター』
出版年
2009年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2009年:3位

「このミステリーがすごい!」
2010年:5位

第9作目
『バーニング・ワイヤー』
出版年
2012年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2012年:4位

「このミステリーがすごい!」
2013年:8位

第10作目
『ゴースト・スナイパー』
出版年
2014年
第11作目
『スキン・コレクター』
出版年
2015年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2015年:2位

「このミステリーがすごい!」
2016年:1位

第12作目
『スティール・キス』
出版年
2017年
第13作目
『ブラック・スクリーム』
出版年
2018年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2018年:10位
第14作目
『カッティング・エッジ』
出版年
2019年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2019年:10位
スピンオフ作品
『キャサリン・ダンス シリーズ』
第1作目
『スリーピング・ドール』
出版年
2008年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2008年:3位

「このミステリーがすごい!」
2009年:5位

第2作目
『ロードサイド・クロス』
出版年
2010年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2010年:3位

「このミステリーがすごい!」
2011年:9位

第3作目
『シャドウ・ストーカー』
出版年
2013年

第4作目
『煽動者』
出版年
2016年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2016年:6位

「このミステリーがすごい!」
2017年:10位

短編
短編
『悪魔の涙』
出版年
2000年
受賞歴
「週刊文春ミステリーベスト10」
2000年:5位
短編集
『クリスマス・プレゼント』
出版年
2005年
短編集
『ポーカー・レッスン』
出版年
2013年

上記のようにシリーズ化されていますが、おすすめという皆さんは口をそろえて「必ず一作目から読むように」とおっしゃっています。

ライムVS猟奇的殺人犯という構図はそのままに、個性豊かな登場人物らがさらにスリルとミステリアス度に拍車をかけていくといった内容。

ただ単に犯人を突き詰めていくといった推理小説などではなく、各作品の登場人物の出会いや苦悩、落胆また成長や別れなどの愛も詰まった、多様なドラマ作品と言われています。

小説の評判ですが、観た・読んだ方からは、全体的に「面白い」「ドキドキハラハラが止まらない」「スピード感があり楽しめました。」「まさにジェットコースターのようだった」などなど。

かなり昔の作品でも、感想レビューが1つのサイトで375もの感想が載っていて正直驚きです。

ミステリー好きは、読むべきな作品なのでしょう。再読されるリピーターも多くおられました。

監督フィリップが、世界中で多くのファンを魅了し続ける原作に目をつけるのも当然なのかも知れません。

しかも『ボーン・コレクター』ドラマ化決定しました。スピンオフなどもシリーズ化されるそうですよ。

ではここで本作プチトリビアをおひとつ。

本作で主演を務めたデンゼル・ワシントンは、寝たきり役のため、撮影合間にはジムに通って鍛えたらしいんです。寝たきりは、体が鈍りしんどかったとか。

寝たきり役で、痩せる為に苦労したのかと思いきや…鍛えてたんかぃ?!

ま、この映画では、指のみのズームですから、鍛えられた腕っぷしなどは映らないんですよね。

彼は20年若ければプロボクサーになることも夢じゃなかったとまで言われるほど、スポーツにはすこぶる長けていたんですって。

そんな彼ですが日本映画界のドン黒澤明の作品が好きなんだとか。

歴史ある黒澤明監督作品を知ってくれて、個人的にはとても嬉しいです⤴︎

最後に本作のネット上の評価をご紹介して締めさせていただきます。

『ボーン・コレクター』の評価


今回、おすすめのサスペンス映画『ボーン・コレクター』とその原作小説、リンカーン・ライムシリーズをご紹介させていただきました。

もし少しでも興味が湧いたら是非ご自身で確かめてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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