『風の谷のナウシカ』原作漫画の設定は?映画との違いにビックリ!

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『風の谷のナウシカ』といえば歴代ジブリの中でも名作として愛されていますが、みなさんは原作の漫画をご存知ですか?

今回は、映画で語られない、原作漫画にある本当の設定についてご紹介したいと思います。

ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。

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『風の谷のナウシカ』の原作漫画の設定

金曜ロードショーなどでテレビ放送されてたら、ついつい観ちゃう『風の谷のナウシカ』。

そんな名作の映画では語られない原作漫画の設定のご紹介です。

まずはお馴染みのこのキャラの設定から

猛毒を出す腐海の森やオームの設定

オーム

物語の世界では腐海やオームがどんどん増えることによって人類は絶滅へと追い詰められています。

映画ではこれらの正体について特に触れていませんが、この腐海やオームは、昔の人達が造った人口の生命体だったのです。

有害物質で汚染された世界を浄化していく作用があるんだとか。

普通に考えると、「浄化してくれるなら問題ないじゃん」と思うのですが、そうではありません。

どうやら、昔の人と今の人類はちょっと違ってて、今の人類は完全に浄化された世界では生きていけないんです。

ちなみに、映画でナウシカとアスベル(男の子)がマスクを外した腐海の底は、汚染度1くらいだから大丈夫だったようです。

完全に浄化されていた場所なら死んでいました。

それとこのオーム

ネットで色々と調べてみると実は体長90m、重さ4万トンもある設定らしいですよ。

(体長80mという説もあります。)

ニューヨークの自由の女神の大きさが、地上からてっぺんまでで93mなので、それと同じくらいの大きさです。

ちょっとデカすぎません?(笑)

続いてはあの敵キャラの意外な設定を紹介します!

トルメキア国のクシャナの設定

クシャナ

クシャナと言えば、映画ではオームの赤ちゃんを痛めつけて囮に使うなど、悪者として描かれていますが、原作漫画での彼女はちょっと違います。

原作漫画では、実はこの囮作戦も、他の敵対勢力がやったことですし、部下思いのメチャクチャカッコよくていい奴なんです!

国王の娘として生まれた彼女は、決して順風満帆な人生ではありませんでした。

自分と母親を殺害しようとした、国王や兄に対する復讐のために生きているような人です。

そんな復讐の鬼と化しながらも、勇敢で部下たちからの信頼は厚く、非常に部下思いな一面を持っています。

原作漫画で一番人気のキャラといっても過言ではないです!

ナウシカや今の人類たちの設定

ナウシカ

最後にご紹介するのは、ナウシカや今の人類たちの設定です。

ちょっとこれ衝撃なんですが、実はナウシカたちは昔の人達が造った人造人間だったのです。

時系列順に真相を簡単にサラッと説明すると

昔の人達は高度な文明を持っていたのですが、環境破壊が進みすぎてこのままでは世界が終わると思っていました。

考えた結果、昔の人たちは浄化作用のある腐海やそれを守るオームを造り出します。

しかし、世界を浄化するにはかなりの年月が必要です。

そこで、昔の人は、完全に浄化された未来の世界まで、人類を卵として残すことにしました。

未来の世界で生まれる予定の新人類。

その新人類を未来の世界で卵から復活させる為に造られた奴隷が、ナウシカたち人造人間です。

そうして未来に希望を残し、昔の人たちは一旦文明を破壊して世界をリセットしてしまいます。

その時に使われたのが巨神兵です。

巨神兵

オームと同じようにコイツも巨大で体長は75mくらいあるんだとか。

ちなみに『天空の城ラピュタ』でも似たようなロボットが出てきますが、あれは小型ですし全くの別物です。

話を戻しますが

このような背景があり、造られた存在であるナウシカたちですが、彼女たちは完全に浄化された世界では死んでしまいます。

全ては、新人類だけが生きられる楽園のためだったと知ったナウシカが下す決断とは・・・

うーん。。。

なんともヘビーな内容ですね。

かなりテーマが重いので漫画でわずか7巻ですが、結構読み応えがあるので気になった方は是非一度お読みになられてくださいね。

それに映画にも登場してなくて、本記事でも紹介してないキャラがかなり出てきます。

ストーリーをあらかた事前に知っていても十分楽しめるのでファンなら必読です!

むしろ深すぎて一回読んだだけじゃあ難しくて完全には理解できないかも。。。

在庫切れの時もあるので、今も根強い人気があるみたいですね。

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『風の谷のナウシカ』
原作漫画

『風の谷のナウシカ』の原作漫画の評判

『風の谷のナウシカ』の原作漫画の評判ですが、ネットで調べると他にも多数の絶賛の声で溢れています。

映画と違う設定や、深いストーリーなど、気になった方は是非読まれてくださいね。

きっと一生モノの本になると思います。

映画の方もこの機会にぜひ観返してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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