『ブルーバレンタイン』映画(ネタバレなし)‐リアルで切ない恋愛物語。

ブルーバレンタイン

おすすめの恋愛映画『ブルーバレンタイン』のご紹介です。(ネタバレなし)

『永遠に変わらない愛なんて、ないの』

愛の始まりと終わりを描いたリアルな物語。

作品情報
ブルーバレンタイン監督
デレク・シアンフランス
脚本
デレク・シアンフランス
ジョーイ・カーティス
カミーユ・ドラヴィーニュ
公開 2011年公開(日本)
上映時間 114分
主なキャスト
ライアン・ゴズリングディーン
ミシェル・ウィリアムズディーンの妻シンディ
フェイス・ワディッカシンディの娘フランキー
マイク・ヴォーゲルシンディの元カレでフランキーの実の父親ボビー
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『ブルーバレンタイン』の見どころと曲

【あらすじ】

結婚7年目
ペンキ屋として働くも向上心もなく朝から酒を飲む毎日を過ごすディーン
病院で看護師として忙しい日々を送るシンディ
あんなに愛し合った2人の関係は今では冷え込む一方
ディーンはあの頃の2人に戻ろうとなんとかシンディを外に連れ出すのだが。。。
互いに愛し合っていた幸せな過去と破綻寸前の現在が交錯する
愛の始まりと終わりを描いた話題作。

予告動画です。

カップルでは観ないほうがいい!

おすすめの恋愛映画『ブルーバレンタイン』ですが

まず言えるのが、夫婦やカップルで一緒に観るような作品ではありません。

かなりの確率で気まずくなります(笑) なので、観る理想のタイミングは失恋直後かパートナーとの倦怠期に悩んだ時に1人で観るのがベストだと思います。

もしポジティブな映画が観たいなら、同じくライアン・ゴズリングが出演する『ラブ・アゲイン』が笑ってホッコリする映画なのでおすすめです!

物語を彩る素敵な曲

また、先ほどの予告動画や作中で度々かかるPenny and The Quartersによる『You and Me』の曲がさらに本作を味わい深くしています。

こちらがその曲。

 和訳の歌詞を少しだけご紹介。

君と僕 2人きり 他には誰もいらない
星もなく 月も輝かず 夕焼けを見られなくても あなたの前では泣いたりしない
信じて 嘘はつかない
あなたと私 君と僕 2人きり 他には誰もいらない

恋が始まったばかりの気持ちを思い出させてくれる素敵な曲ですよね。 結婚式の曲としても良さそうです。

リアルな二人のすれ違い

この映画、ストーリーがもの凄くリアルなんです。

夫のディーンは、彼は彼なりに毎日同じような生活をしながら家族のために生きています。

しかし、仕事に一生懸命な奥さんのシンディから見れば、そんな彼が何も考えずに生きているように見えてしまいます。

よくも悪くもディーンは昔と内面があまり変わっていないので、子供っぽい言動も色々と目立っちゃって、それにシンディがイライラしたり愛情が冷めてしまうんですよね・・・

そんな感じですが、シンディだってディーンが自分や家族を愛していて、悪気がないことだって十分に理解しています。

 
 
 
 
 
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それが逆にモヤモヤして追いつめられていったりと、他にも男女関係なく共感できるポイントが沢山あるんです。

どっちが悪いといった感じでもなく、愛の終わりのやるせなさが見事に描かれています。

 
 
 
 
 
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両親の離婚に悩んだ過去をもつ監督

監督を務めたのはデレク・シアンフランス。

子どもの頃の彼の心には、いつも2つの心配事がありました。

1つは、核戦争。 そしてもう1つは両親の離婚でした。

幸いにも核戦争のほうは現時点では避けられていますが、不幸なことに両親は彼が20歳のときに離婚してしまいました。

なぜ両親がこんなことになってしまったのか、二人の関係がどのように始まって、どんな風に終わりを迎えたのか・・・

理解に悩んだ彼だからこそ、本作を撮ったそうです。

また、現在では妻と二人の子供をもつ父親で、家族思いな人物としても知られています。 そんな経験をしてきた彼だからこそ描けた作品なのかもしれませんね。

ちなみに、ライアン・ゴズリング扮するディーンのハゲたヘアースタイルは、この監督がモデルだそうですよ(笑)

それとライアン・ゴズリングは『ラ・ラ・ランド』もおすすめです!

こんな人に特におすすめ

  • ライアン・ゴズリングの他の恋愛映画を観ている人
  • リアルな恋愛映画が観たい人
  • 恋愛経験がある人
  • 最近失恋した人
  • パートナーと倦怠期の人(一緒には観ない方がいいですし別れても責任はとれません)

『ブルーバレンタイン』の評価

などなど ネットで調べると他にも色々な意見がありました。

早川書房さんなんて公式Twitterでバレンタインデーにカップルにおすすめの作品として紹介しています。(笑)

ぜひ、あなたも『ブルーバレンタイン』を楽しまれてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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